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宿泊施設の運営に役立つノウハウや現場での工夫、業界の最新トレンド情報などを幅広く発信します。

ホテルDX化で業務をスムーズに

宿泊業界において「DX化」という言葉はすでに一般的になりつつありますが、その取り組み状況は施設ごとに大きく異なります。紙台帳や手入力が中心のアナログなオペレーションから脱却を目指す施設もあれば、すでにPMSやサイトコントローラーを導入し、一定レベルまでシステム化が進んでいる施設も少なくありません。

重要なのは、「DX=すべてを一気に変えること」ではないという点です。アナログ運用の施設にとっては、まず予約管理や在庫管理をシステム化するだけでも、業務負担は大きく軽減されます。
一方で、すでにシステムを導入している施設でも、設定が十分に活かしきれていなかったり、複数のシステムが連携されておらず二重作業が発生しているケースも多く見受けられます。

ホテルDX化の本質は、「現状から一段階ステップアップすること」にあります。
例えば、料金・在庫管理をサイトコントローラーで一元化する、売上データを可視化して意思決定に活かす、チェックイン業務を簡略化して現場負担を減らすなど、小さな改善の積み重ねが業務全体のスムーズさにつながります。

また、DX化は人手不足対策としても有効です。
限られた人員で運営を続けていくためには、属人的な業務を減らし、「誰が担当しても同じ品質で回る仕組み」を作ることが不可欠です。
システムを導入することで、経験や勘に頼らない運営が可能になり、スタッフの定着や教育面でも効果を発揮します。

ホテルDX化に正解はありません。
大切なのは、自館の運営状況を正しく把握し、今の段階に合った一歩を選ぶことです。無理のないステップアップを重ねることで、業務は確実にスムーズになり、結果としてお客様満足度や収益力の向上にもつながっていきます。

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